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12年1月 日脚伸び「光の春」に(1月28日)

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 一年で最も寒い時季を迎えています。今シーズンは寒気が流れ込みやすい状況が続いているため、例年より厳しい寒さとなっています。特に、晴れた日の朝は一段と冷え込みが強まり、野辺山や菅平では氷点下20度を下回る日もありました。 


 統計開始以来、最も低い気温は、長野が氷点下17度(1934年1月24日)、松本が同24度8分(00年1月27日)、諏訪が同23度1分(47年2月18日)、飯田が同16度5分(54年1月27日)です。


 氷点下25度くらいになると、しょうゆが凍ったり、大木がはじけるような音を立てて裂ける「凍裂」が起きたりします。


 年末から続く寒さと雪で疲れもたまるころだと思いますが、1週間後の2月4日(土)は「立春」です。暦の上では春が始まります。


 日脚は確実に伸びていて、長野の昼間は1日に2分ずつ長くなっています。1カ月後には1時間も長くなります。


 少しずつ日が長くなる今の時季を「光の春」と言います。この言葉は長野市出身の元気象キャスター・倉嶋厚さんが、ロシア語の「ベスナー・スベータ(光の春)」を知って広めました。寒い国に住む人たちの春を待ちわびる気持ちが伝わってきます。


 間もなく寒さの折り返し点を過ぎます。強まってくる日差しから、春の訪れがそう遠くないことを感じられるでしょう。

(2012年1月28日号掲載)


=写真=強まる日差しの下で遊ぶ水鳥(吉田の辰巳池)


 
松元梓の四季彩々