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12年7月 名前が付く「台風」

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 私事ですが、この秋に母親になる予定で、いま子どもの名前を考えています。名前は親が子に初めて送るプレゼントといわれていますが、なかなかこれといったものが浮かばず、悩む日々です。


 ところで、この時季の気象に関係するもので、ひそかに名前が付けられているものがあります。「台風」です。新聞やテレビなどで伝える時は番号が使われますが、それとは別に名前が付いています。


 この名前は日本や中国などアジア・太平洋の14カ国がそれぞれ10個ずつ、計140個の名前を考えていて、発生した順に付けています。ちなみに先月、長野県に大雨をもたらした台風4号は、ミクロネシア語で「グチョル」(うこんの意)でした。


 実は、これらの名前になったのは2000年から。わりと最近です。それまでは「ジェーン台風」のように、アメリカが英語の人名を付けていました。


 さて、台風は平年11個ほど日本に接近しますが、今年接近したのはまだ5個(7月23日現在)。8月から9月にかけてが、最も多くなります。本格的な台風シーズンに備え、防災意識を高めておきたいですね。

(2012年7月28日号掲載)


=写真=台風4号の接近を示す天気図(6月19日付信毎)