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01 〜県庁から助役で長野市に〜

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13代 柳原正之 

 〔やなぎはら・まさゆき〕(1907〜89)

 (1)73(昭48)年11・11 66歳

 (2)77(昭52)年10・23 70歳

 (3)81(昭56)年10・25 74〜78歳


 第13代長野市長の柳原正之は、1907(明治40)年1月2日生まれ。24(大正13)年3月、更級農学校を卒業。その後、長野県政に携わる。52(昭和27)年県経済部特産課長、54年同農業改良課長、56年下伊那地方事務所長、58〜59年総務部地方、人事課長、60年人事委員会事務局長に就任。


 企業局電気部長を最後に長野県庁を去り、長野市に助役として入る。助役時代に夏目忠雄市長をよく補佐し、合併推進に大きく貢献した。


 夏目市長退任後、高齢ではあったが冒頭のように3期連続当選を果たし、福祉、教育、生活関連産業育成を重点にした施策を着実に実行。小学校の増改築、保育園新築、盲人会館開設、長野運動公園建設、身障者福祉モデル都市指定などを進め、81年3月には、県内初の地下鉄を開通させた。


 柳原市政は、全般的には緊縮型の健全財政を志向しながら、福祉関係事業にはきめ細かな配慮を巡らしてきた。任期終期の85年7月26日、地附山で大規模な地滑り災害が発生、湯谷団地の一部と松寿荘がのみ込まれ、松寿荘では26人のお年寄りが犠牲となった。


 柳原市政で主だった事項を列挙すると次のようである。


 ◇74年3月 長野電鉄地下化、建設省認可

 ◇75年5月 身体障害者モデル都市に指定

 ◇76年12月 市制80周年記念事業として、市民病院建設を決定

 ◇78年4月 市福祉会館などを三輪に開設

 ◇同年9月 やまびこ国体秋季大会開催

 ◇79年6月 市立通明図書館を南部図書館に改称

 ◇80年1月 長野大通りが一部開通

 ◇81年3月 長野電鉄地下鉄化工事完了

 ◇同年4月 中国の石家荘と友好都市提携

 ◇同年5月 茶臼山恐竜公園に恐竜の模型を新たに8基設置

 ◇同年9月 市立博物館が八幡原に開館

 ◇82年1月 新清掃工場が松岡清掃工場の西側に完成

 ◇同年5月 市障害者福祉センターを鶴賀に建設

 ◇85年7月 地附山で大規模な地滑り発生

(2013年1月26日号掲載)


=写真=柳原正之の肖像(長野市蔵)