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13年7月 スズメバチに注意 今夏は猛威の懸念

 「南のハブ、北のヒグマを越える危険動物」-。そう呼ばれているものが、実は私たちの身近に存在しています。怖いですよね。何だと思いますか。


 答えはスズメバチです。毎年、スズメバチに刺されて亡くなる人は20人前後に達し、毒蛇や熊による死者数より多くなっています。真夏になるとスズメバチの被害が増えるので、これからの季節は要注意です。


 今年はスズメバチの発生が多くなるのではないかと心配しています。2005(平成17)年にスズメバチが猛威を振るいましたが、その原因の一つに、4月から5月の雨不足により女王蜂が多く生き残ったことが指摘されています。


 この年ほどではないものの、今年も4月末から雨が少ない状態となりました。


 もう一つの懸念材料は「晴れる日が続くと巣が大きくなり、蜂の数も増える傾向にある」ということです。今年の夏は晴れて暑くなる日が多い予想で、巣の成長を促しそうです。


 スズメバチの被害のピークは、8月から9月にかけてです。蜂の巣に近づかないこと、森に入るときは蜂が好きな黒い服装を避けること、香水や香料の強い化粧品は使わない-など、今年はいつも以上に注意が必要になりそうです。

(2013年7月27日号掲載)