記事カテゴリ:

13年6月 重大な災害の恐れ 「特別警報」に注意を

shikisaisai-0629p.jpg

 天気予報が存在する一番の理由は何だと思いますか。それは「命や財産を守るため」です。何にも代えがたい命や、築いてきた財産を守ってこその気象情報です。


 しかし、一昨年の台風による紀伊半島の大雨、昨年の九州北部豪雨など、甚大な被害が相次いでいます。


 今回、気象庁から新しい情報がつくられることになりました。「特別警報」です。注意報、警報のさらに上をいく警報で、遅くても8月下旬までに運用が開始されます。


 数十年に一度の現象が起きると予想される、今まさに命の危険が迫っている時に出される警報です。特別警報の種類は、「大雨」「大雪」「暴風」「暴風雪」「波浪」「高潮」で「大津波警報」「噴火警報」「緊急地震速報」も特別警報に位置付けられます。


 これまでの警報と異なり、都道府県から市町村へ、市町村から住民への通知が義務付けられています。テレビやラジオだけでなく、防災無線や広報車の巡回、消防団による伝達などで知ることができます。


 特別警報が発表された時点で、経験したことのないような重大な災害がほぼ確実に起きるといえます。いつか発表されるであろうその時のために、発表された場合はどこに避難するべきなのか、家族間でどのように連絡を取るべきなのかなど、今できることを準備しておく必要があります。

(2013年6月29日号掲載)


=写真=(気象庁HPから)