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13年11月 虹を見る機会は 時雨が好条件に

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 北半球でオーロラが観測された最南端は長野県という説があります。まさか、と思ってしまう話ですが、1958(昭和33)年2月11日の夜に、長野地方気象台でオーロラを観測しています。

 オーロラは北極や南極に近い高緯度地方で見られるものです。けれども長野のような低緯度の地方でもごくまれに観測できるそうです。オーロラほど大規模な光の現象を県内で見ることは極めて限られますが、これからの時期は虹を見る機会が増えます。

 晩秋から初冬にかけての北信地方は、晴れたと思ったら雨が降って、また晴れるというように、しぐれることがよくあります。虹は空気中の水滴に太陽の光が当たることでできるので、時雨の天気は好条件なのです。

 虹は太陽の光がかなり斜めに差し込まないとできないため、夏の虹は朝や夕方に見えます。しかし、冬は太陽高度が低く、昼でも光が斜めに入るため、昼間でもよく現れます。 
 明日から師走です。美しい虹が見られる季節ですので、空を眺める余裕を持っていたいですね。
(2013年11月30日号掲載)