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32 野尻湖一周 ~山歩きの訓練兼ねて挑戦~

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 まだ雪が積もらない12月上旬の平日、元の会社の先輩2人と野尻湖一周のウオーキングに挑戦した。「週末山ある記」のタイトルカットにはそぐわないかもしれないが、山歩きのトレーニングも兼ねていた。

 浅川方面に住む2人と北長野駅で合流。8時17分発の信越線電車で黒姫駅へ。下車後、コンビニで弁当を買うため国道18号を北へ向かってひたすら歩く。

 途中、車にはねられたタヌキの死骸にカラスが群がっているのを目撃。5キロほど歩いてコンビニを見つけ、弁当や寒さ対策のワンカップを購入。間もなくナウマンゾウ博物館を右に見ながら湖畔に到着。向かいの琵琶島(弁天島)の赤い鳥居が目立つ。

 ここから時計回りに歩くことにする。遊覧船や貸しボートなどの乗船場を10時20分に出発。舗装道路は次第に上りとなり、山の中に入る。持参したノルディックウオーキングのポールが役立つ。

 樹間越しに見える琵琶島の後方に回り込むと、道路は湖畔から離れる。野尻湖は岬や入り江が多いため、湖周道路は湖岸を迂回する部分が少なくない。

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 のどかな田園風景と湖越しに黒姫山や飯縄山が望める菅川(すがかわ)地区の湖畔で昼食にする。風をよけるため、シャッターを降ろした直売所の前に陣取り、まずはワンカップで乾杯。鏡のような湖面に映る周囲の景色が美しい。

 昼食の後、湖畔沿いに南下していくと、林の中にマリア像が立っている場所に出た。YMCAのキャンプ場だ。林の中を通り湖畔に出ると、先ほどの湖面とは打って変わって波立っている。正面の黒姫山も雲に隠れ、冷たい風が吹き付けてくる。

 さらに南下すると、道路は二手に分かれる。右に進むと間もなく、「象の小径」の入り口に。ここだけ土の道で、木々の枝越しに野尻湖を眺めながら森林浴を楽しめる癒やしのコースだ。コナラなどの落ち葉が積もった中を快適に歩く=写真下。

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 2キロほどの小径が終わると、再び舗装道路に。湖岸には裏返したボートが並び、左側の林の中に外国人の別荘が点在する。軽井沢に次ぐ避暑地の歴史がある野尻湖国際村だ。

 ここを過ぎ、また道路が二手に分かれるところで出会った人に道を聞き、大久保池の脇を通って黒姫駅へ向かう。上信越道の下をくぐり、駅へ到着した時は16時を過ぎていた。

 先輩2人は70歳過ぎだが、一人はマラソンで、もう一人は早朝ウオーキングで鍛えているだけに健脚だ。歩数計は3万5千歩。20キロ以上、歩いたことになる。
(2014年1月1日号掲載)

=写真1=野尻湖の対岸から見る黒姫山
 
中高年の山ある記