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15年3月 「サクラサク」が最初 合否電報に季節感

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 大学入試の合格者が徐々に発表される時期です。合否を伝える昔の電報はとてもユニークなものでした。

 合否電報が最初に登場したのは1956(昭和31)年の早稲田大学で、「サクラサク/サクラチル」(桜咲く/桜散る)が使われたといいます。そこからほかの大学に広がり、次第にそれぞれが工夫した表現になったようです。

 幾つか紹介すると、静岡大は「フジサンチョウセイフクス」(富士山頂征服す)、お茶の水女子大は「オチャカオル」(お茶香る)、千葉大は「ボウソウノナミハハルヲツゲ キミヲマツ」(房総の波は春を告げ 君を待つ)、奈良教育大は「ダイブツヨロコブ」(大仏喜ぶ)、三重大は「イセエビタイリョウ」(伊勢エビ大漁)―などです。

 ちなみに信大は「コマクサノハナヒラク」(コマクサの花開く)。信大では高山植物のコマクサをデザインした襟章が使われ、コマクサは大学のシンボルとしても知られています。

 さて、県内の桜は毎年南部から咲き始め、4月中旬には北部や中部でも開花する所が多くなります。そして、開花から5日くらいで満開を迎えます。

 受験生の皆さんが、合格して、明るい気持ちでお花見が楽しめることを祈っています。
(2015年2月28日号掲載)
 
松元梓の四季彩々