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15年7月 暑さ忘れる夏の花火 きれいに見える条件

 夏は花火の季節です。鮮やかな光が夜空に打ち上げられる姿には、暑さを忘れさせてくれる爽快感があります。

 日本で最初に花火を鑑賞したのは徳川家康だと言われています。また、その時、傍らにいた砲術隊が家康の生地の岡崎(愛知県)に技術を持ち帰って伝え、一般にも広がったそうです。そのためか、花火が盛んに行われているのは、愛知県周辺が多いようです。

 花火を見る時は(1)風速3メートル前後の風(2)晴れて乾燥した日(3)打ち上げ場所の風上側―という条件を満たしていると、さらに楽しむことができます。

 花火は風が強いと形が崩れてきれいに見えませんし、風が全くないと煙がとどまってしまうため、風速3メートル前後の適度な風が吹いている日が最適です。また、花火を邪魔する雲や水蒸気が少ない時の方がきれいに見えます。さらに、打ち上げの風上側で見ると、前の花火の煙が流れて、次の花火が見やすくなります。

 ここ数年、諏訪湖祭湖上花火大会や東京の隅田川花火大会などのように、激しい雷雨で花火大会が中止になるケースもあります。夏は夕立の季節ですので、大会当日は気象情報を確認してから出掛けてください。
(2015年7月25日号掲載)
 
松元梓の四季彩々