記事カテゴリ:

16年1月 二十四節気補う雑節 暦の行事を伝えたい

 今は1年で最も寒い時期ですが、2月4日は二十四節気の「立春」です。暦の上では早くも春がやってきます。

 そもそも二十四節気というのは「農作業の目安になるように」と、2600年前に中国でつくられたものです。1年を二十四等分してあり、立春から始まり、大寒で終わります。

 しかし、中国から伝わってきたため、日本の季節とは少しずれてしまうところがあります。そこで、二十四節気を補うために、日本の文化や風習に合わせてつくられたのが「雑節」です。

 2月3日の「節分」も雑節にあたります。

 節分の代表的な行事は豆まきです。豆を鬼に投げつけることで、邪気を払うという意味があります。豆をまく理由は、鬼の目を打つので「まめ=魔目」であるとか、「まめ=魔を滅する」に通じるなど、諸説あります。

 豆まきのほかにも、鰯(イワシ)の頭を柊(ヒイラギ)の枝に刺したものを家の軒下に飾ったり、恵方巻きを食べたりなど、地域によってさまざまな風習があります。

 日本には四季折々の行事があり、全てに大切な意味があります。日本のよき伝統を、子どもたちにもきちんと伝えていきたいですね。
(2016年1月30日号掲載)
 
松元梓の四季彩々