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16年10月 夏から冬用天気図へ 日本列島が真ん中に

 一雨ごとに秋が深まり、冬支度を進めている方も多いと思います。新聞に載る天気図にも夏用と冬用があるのを知っていますか。例年だと、信濃毎日新聞は、夏用が5月1日から10月31日まで、冬用が11月1日から4月30日まで使われます。

 夏用の天気図では、日本列島が北側に寄っています。この時期は台風が発生するため、日本の南を広く見せるのが理由です。

 一方、冬用は真ん中に日本列島があり、中国やシベリアが位置する大陸を大きく載せています。これは台風の影響が少なくなる代わりに、大陸から高気圧が張り出す「西高東低の冬型の気圧配置」が増えるためです。また、天気マークの種類も、雷がなくなり、雪マークが追加されます。

 天気図にはたくさんの情報が載っており、読み解く力を付けると、一枚の天気図から、早めに台風や大雨、大雪などに対しての備えを進めることができます。

 新聞を読みながら、天気図を見る習慣もつけ、防災意識を高めていただけたら―と思います。   (2016年10月29日号掲載)
 
松元梓の四季彩々