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17年4月 子どもの紫外線対策 本格的な取り組みを

 桜の季節も終わり、日差しが日々強まっています。私の周りでは、紫外線対策を本格的に始める人が増えてきました。皮膚が薄い子どもに対しては、特に気を使います。

 娘が通う幼稚園の保護者でオーストラリア出身の人は、誰よりも熱心に子どもへの対策をしています。調べてみると、オーストラリアの紫外線対策は、世界で最も歴史が古く、子どもに対しては▽長袖のシャツを着る▽日焼け止めを塗る▽帽子をかぶる▽サングラスをかける―ということが、国を挙げて徹底されているようです。

 日本でも、1990年代から積極的に紫外線対策が行われるようになりました。実際、私自身の母子手帳には「外気浴や日光浴をしていますか」という質問があるのに対し、2012年生まれの娘の母子手帳には「外気浴をしていますか」という言葉しかありません。

 紫外線の良い効果よりも、皮膚がんになるなどの悪影響が問題視され、1998年から「日光浴」の言葉が消えたそうです。

 紫外線量は5月以降、急激に増え、7月から8月にかけて最も多くなります。1日の中では、正午前後の数時間が最も強くなります。

 気象庁では今日、明日の紫外線の予測や前日の紫外線の解析を、毎日ホームページで公開しています。オーストラリアの対策に学びながら、自分や子どもたちの健康を守っていきたいですね。
(2017年4月29日号掲載)
 
松元梓の四季彩々