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18年6月 夏至を過ぎて咲く花 朝顔で暑さをしのぐ

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 夏至を過ぎ、少しずつ昼間の時間が短くなってきています。ただ、太陽の光が空気を温めるのには時間がかかるため、暑さはこれからが本番。体調を整えて、過ごしたいものです。

 夏至を過ぎたこれからの時期に旬を迎える身近な花があります。朝顔です。

 朝顔は5月から6月に種をまいた後、芽を出し、つるが伸びて育ちます。花が咲くのは、夏至を過ぎた後になります。朝顔には、夜がだんだん長くなっていくのを感じ取って花を咲かせる性質があります。

 このように、夜が一定時間より長くなると花を咲かせる植物を「短日(たんじつ)植物」と言います。同じ仲間に、菊やコスモスなどがあり、秋に咲く花が多いようです。

 朝顔は日の入りからだいたい10時間後に花が開きます。このため、夏は早朝の4時から5時ごろに咲きますが、日の入りが早まる秋になると、咲く時間はどんどん早まり、夜中に咲くようになります。

 丈夫で成長が早い朝顔は、「緑のカーテン」にも最適です。緑のカーテンは、つる性の植物を窓の外にはわせた自然のカーテンです。夏の暑い日差しを遮ることで、室内の温度の上昇を抑えてくれる効果があります。朝顔のほかにも、ゴーヤやヘチマ、フウセンカズラなど、つる性植物であれば、作ることができます。

 長期予報によると、今年は例年よりも早く、暑い夏がやってきそうです。自分に合った方法で、少しでも楽に過ごしたいですね。

(2018年6月30日掲載)
 
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