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18年7月 暑さの予報用語増加 夏の甘酒「飲む点滴」

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 「夏と冬、どちらが好きか」。誰もがこんな話をしたことがあると思います。皆さんはどちらですか。

 今は一年で最も暑い時期です。今年は、長野で6月末から猛暑日となるなど、早い時期から厳しい暑さが続いています。「猛暑日」は、最高気温が35度以上の日を表しますが、使われ始めたのは2007年からと、わりと最近です。

 予報用語は何年かに一度見直されていて、07年には「熱中症」も加えられました。どちらの言葉も、地球温暖化の影響で暑い日が増え、気象情報などで利用する必要が出てきたため、追加されました。

 今世紀末には長野県内の平均気温が、それ以前の100年前より3度ほど上昇し、真夏日(最高気温が30度以上の日)は年間で30日程度増えると、予想されています。また、冬日(最低気温が0度未満の日)は年間で40日程度減るとも予想されています。状況に合わせて予報用語も変わっていきそうです。

 さて、暑くて体力が落ちる今の時期にお薦めなのが「甘酒」です。甘酒は夏の季語で、江戸時代には夏の風物詩として、甘酒売りが街中を売り歩いていたといいます。甘酒は米麹で作るものと酒粕で作るものがありますが、昔から飲まれていたのは米麹の方です。米麹の甘酒には、ブドウ糖やビタミンB群、アミノ酸といった栄養補助成分が豊富に含まれていることから、「飲む点滴」とも言われています。

 最後に、冒頭の暑さ寒さの話ですが、人間は寒さより暑さに強い生き物だそうです。そう聞くと、少し暑さに耐えられる気がしてきませんか。甘酒をうまく取り入れて、熱中症に気を付けながら、夏を乗り切りましょうね。

(2018年7月28日掲載)
 
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