須坂市出身、音楽評論家として長年携わり、現在尚美学園大学の副学長として、音楽や舞台の世界を目指す若者を育てる富沢さんの半生。
富沢一誠さん- 01 あの日の私 ~両親の期待を背に上京 夢実現を誓った50年前
- 02 ジャンパー事件 ~大きな夢つかむために がまんする意味を知る
- 03 オール5事件 ~先生の説教がきっかけ 「野性児」が「優等生」に
- 04 墨坂中時代 ~バスケと陸上かけ持ち 予期せぬ所に落とし穴~
- 05 生徒会長選挙 ~自分で考え自分を表現 「私」を駆り立てた落選
- 06 歌好きの少年 ~春日八郎がやって来た 歌手へのあこがれ宿る
- 07 「御三家」人気 ~西郷輝彦のものまねを修学旅行のバスの中で
- 08 青春スター ~おしゃれなセンス感じ 若者の心情歌う「応援歌」
- 09 東大目指して ~他の全ての欲望犠牲に 受験勉強に今では「感謝」
- 10 文化祭のステージに ~大歓声に「受けた」と満足 「勘違い」と後に分かる
- 11 歌手になりたい ~親に言えず先生に相談 説得されて再び猛勉強
- 12 東大に合格 ~一睡もせず朝刊を待つ 「あった、俺の名前が」
- 13 歌手にはなれない ~上京後すぐ歌謡学校へ 「自分は音痴」大きな「挫折」
- 14 喫茶店「レオ」 ~目標失い 暇をつぶす 多大な影響「成長の場」に
- 15 友人と京都へ ~所持金に「目の前真っ暗」 無謀な旅「どうにかなるさ」
- 16 作詞に没頭 ~書いたのはもっぱら演歌 音楽出版社専務に見せる
- 17 演歌からフォークへ ~言いたいことを言い切る 岡林信康の歌にびっくり
- 18 音楽評論家に ~フォーク専門誌に投稿 読者から予想外の反響
- 19 フォーク評論家 ~ナンバーワンになるため 偶然にも見つけた「隙間」
- 20 フォークブーム ~拓郎・陽水・かぐや姫ら人気 読みが当たり「売れっ子」に
- 21 ああ青春流れ者 ~初めての自著を手に帰郷 親に東大中退を報告する
- 22 私のスタイル ~歌作り出した人間を語れ 「音楽生きざま論」を確立
- 23 ユーミンの出現 ~心象風景を歌う「新感覚派」 まさにニューミュージック
- 24 評伝ルポタージュ ~連続してベストセラーに 自身の鉱脈掘り当てたと
- 25 オンリーワン ~谷村新司の誘いを受ける 「ヨーロッパ3部作」同行取材
- 26 「BI・MUSIC」宣言 ~「演歌のにおい」もする曲調 「ボーカルの時代」スタート
- 27 テレビ番組「音楽通信」 ~司会やりながら辛口批評 視聴者は本音が聞きたい
- 28 音楽番組「Mの黙示録」 ~期待できる歌手取り上げ 音楽評論のコーナー作る
- 29 53歳の問い ~最近の音楽 本当に好きか 考える機会いつしか多く
- 30 Age Free Music ~時代は大人の音楽が必要 「志」持ち「使命」全うしたい
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